p115~p116
Newia (fragile but beautiful)
读过 エイジ (新潮文庫)
東中学には、いじめはないーーと先生たちは胸を張る。 それは嘘じゃない。暴力をふるったり、言葉で傷つけたら、持ち物を隠したり金をせびったり、そんないじめをする奴は、この学校にはいない。 でも、先生たちは、シカトのいじめには気づいていない。 岡野がやられているような部ゼンたいの大がかりなシカトはさすがにめったにないけど、数人のグループでやるシカトなら、いくらでもある。シカトのレベルも、完璧な無視からおしゃべりに入れてやらない程度まで、さまざまだ。 シカトと他のいじめには、目立つかどうか以外にも、はっきりとした違いがある。暴力や金がからむいじめは暴行とか傷害と恐喝とかの犯罪にくっつくけど、日本の法律に無視罪という犯罪はない。言葉のいじめに対して「二度とそんなことを言うな」と説教する先生も、シカトを叱るときに「二度と無視するな」とは言えないはずだ。なぜって、誰としゃべろうか誰としゃべるまいが、それは個人の自由なんだから。 頭いいよなあ、とぼくはシカトのいじめを世界で初めて考えついた奴を尊敬する。 相手の存在を無視するのは、究極のいじめだ。これに比べれば、殴ったり蹴ったり傷つく言葉をぶつけたりするのなんて、相手と接点を持つぶん甘いんじゃないかとさえ思える。 たいしたものだ。シカトの創始者を尊敬する、ほんとうに。 でも、ぜったいに、ぼくはそいつを好きにはならない。 引自第115页
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