前 言
序章 唐代以前の知識人と洛陽
第一節 後漢の知識人――張衡
第二節 魏の知識人〔曹植・阮籍〕
第三節 西晋の知識人――潘岳
【第一部 唐代篇】
第一章 孟郊と洛陽
第一節 古都洛陽の陰翳
第二節 孟郊の洛陽体験
第三節 洛陽における陶淵明詩の受容
第四節 「洛風」と「狂」の意識
第二章 白居易と長安新昌里邸
第一節 新昌里の立地条件
第二節 新昌里の隣人たち
第三節 洛陽退居の理由
第三章 白居易と洛陽
第一節 洛陽に帰ってきた白居易
第二節 青年時代の白居易と洛陽
第三節 江州左遷時代の白居易と洛陽
第四節 白居易の洛陽退居と子弟教育
第四章 白居易の孤独とトポフィリア
第一節 白居易の孤独と琴詩酒
第二節 白詩における「竹林七賢」――阮籍・嵆康・劉伶
第三節 知音としての魏晋の士人
第四節 長安の動向と白居易の心情
第五節 白居易のトポフィリア――詩文によって構築される洛陽のイメージ
第五章 洛陽の壊滅と復興――李庾の「東都賦」を中心に
第一節 安史の乱から貞元年間までの洛陽
第二節 李庾の「東都賦」(一)――作者と製作年代
第三節 李庾の「東都賦」(二)――洛陽の描写
第六章 唐末動乱期の洛陽と韋荘
第一節 黄巣の乱勃発時の韋荘
第二節 洛陽における韋荘
第三節 長安への帰還
【第二部 北宋篇】
第七章 北宋の洛陽士大夫と唐代の遺構
第一節 唐末五代の洛陽
第二節 唐人を偲ぶ洛陽の士大夫たち〔梅堯臣・司馬光〕
第三節 朱敦儒の追憶
第八章 司馬光と欧陽脩
第一節 司馬光と欧陽脩の交流
第二節 司馬光に見える欧陽脩の影響〔「酔翁」と「迂叟」・文人趣味〕
第三節 司馬光と欧陽脩における「清風明月」
第九章 司馬光の洛陽退居生活とその文学活動
第一節 司馬光の洛陽退居と「独楽園記」
第二節 洛陽における司馬光の詩作活動
第三節 北宋における司馬光の「独楽」の意義
第十章 司馬光の詞作
第一節 司馬光の艶詞
第二節 司馬光の雅詞
第三節 河橋参会
第四節 洛陽における詩詞の唱和
第十一章 北宋の耆老会
第一節 杜衍の五老会
第二節 江南における耆老会
第三節 欧陽脩の耆老会
第四節 熙寧・元豊年間の洛陽における耆老会と司馬光
終 章
初出一覧・あとがき・索引(人名・地名)
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收起)
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