鉄道記

30年の長きにわたり、ファインダーごしに鉄道を見つめてきた真島満秀が、1200点を超える写真でつづった入魂の一冊。載せられている写真の一点一点には、鉄道を利用する人々、支える人々の様々な思いが写し撮られています。

あなたは“鉄道”がすきですか？　D51形「デゴイチ」から500系「のぞみ」まで、鉄道はいつの時代も交通機関の要として、人を乗せ、荷物を載せてきました。

日本には現在、JRと民鉄あわせて総延長27,000kmにもおよぶ線路が網の目のようにしかれています。そして、新幹線を軸として特急列車、ローカル列車、近郊列車、貨物列車などが一日も休むことなく走っています。

そんな鉄道に魅了された著者が、30年の歳月をかけて撮りつづけた膨大な数の写真の中から、1,200点あまりを選び出し未曾有の写真集を完成させました。それら1点1点には、鉄道の雄姿はもちろん、鉄道を利用する人々の様々な思いや、運転手、車掌、保線員など、鉄道を支える人びとの思いも写し撮られていて、まるでドラマをみるようです。きょうも鉄道は走り続けます。人びとの思いをのせて……。