グラビア
E s s a y
私とヴィスコンティ 淀川長治
ルキノ・ヴィスコンティふたたび ~生誕110年、没後40年によせて~ 海野弘
ヴィスコンティ、プルースト、トーマス・マン…… 20世紀遺産の邂かい逅こうを巡って 河原晶子
B i o g r a p h y
映画監督ルキノ・ヴィスコンティの軌跡 石田美紀
ヴィスコンティ各作品解説・物語・自作を語る・批評 自作を語る (構成・翻訳 田山力哉)
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」
イタリアン・リアリズムの確立 増村保造
「揺れる大地」
演劇的な風格に達した偉大な実験作 佐藤忠男
「ベリッシマ」
“ドンナ・デル・ポポロ"の化身――アンナ・マニャーニ 海野弘
「われら女性」(オムニバス)
ロカルノでめぐり逢ったアンナ・マニャーニはまぎれもなく映画の顔をしていた。 蓮實重彥
「夏の嵐」
「夏の嵐」とルキノ・ヴィスコンティ 荻昌弘
「白夜」
「白夜」とルキーノ・ヴィスコンティ 倉橋健
「若者のすべて」
ヴィスコンティ私稿 「若者のすべて」のロッコが戸を叩きつづける 寺山修司
「ボッカチオ' 70」(オムニバス)
むずかしい愛 高崎俊夫
「山猫」
二人の貴族(原作者と監督)がこの世に遺した美術 淀川長治
公爵はなぜ売春婦を買いにいくか 「山猫」の思想史的根拠 斎藤龍鳳
「熊座の淡き星影」
ヴォルテーラという蟻地獄 海野弘
「華やかな魔女たち」(オムニバス)
「華やかな魔女たち」をみて 「魔女」論 唐十郎
「異邦人」
ヴィスコンティはムルソーの内面を摑んだか 増村保造
「地獄に堕ちた勇者ども」
性的変質から政治的変質へ 三島由紀夫
「地獄に堕ちた勇者ども」ヴィスコンティ論 増村保造
ナチスをめぐる相アンビヴァレンツ反感情 澁澤龍彥
「ベニスに死す」
ルキノ・ビスコンティ監督の「ベニスに死す」 淀川長治
「ルートヴィヒ」
快い酩酊 松田修
『新うたかたの記』とルードウィヒ 円地文子
「家族の肖像」
ヴィスコンティ「家族の肖像」について 澁澤龍彥
ヴィスコンティの「家族の肖像」 巖谷國士
新しい人間の紐帯を求めて―― 由良君美
ルキノ・ヴィスコンティ「家族の肖像」を語る
「イノセント」
ヴィスコンティのシニカルな現実凝視の眼 白石かずこ
囁きと銃声 ルキノ・ヴィスコンティの「イノセント」 蓮實重彥
C o l u m n
増村保造とヴィスコンティ 寺岡裕治
三島由紀夫とヴィスコンティ 山内由紀人
R e v i e w
ヴィスコンティとアメリカ映画をつなぐ細い糸の結び目 渡部幻
ヴィスコンティは日本でどう受け止められたのか?「地獄に堕ちた勇者ども」と「ベニスに死す」 石田美紀
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