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『文心雕龍』は500年頃、劉キョウによって著わされた中国文学史上稀有な体系的文学理論の書である。儒道仏三思想の混在と思われがちな『文心雕龍』の、背後から支える一貫した論理とは何か。その根本的思考様式を、文学原論である冒頭五篇の検討を中心に解明、内容の充実よりも形式美を追求する六朝期の創作状況を批判した同時代人劉キョウの危機意識の根幹に、文章は現象世界同様に「道」が自ずと表れたものであるとの文章観があったことを描き出し、今後の研究がふまえるべき基礎理解を提供する、わが国初の本格的専著。
第1部 文章世界の構造 劉キョウの世界観とその文章論への展開 劉キョウの根本的思考様式 文学原論の成立 第2部 文章世界の構造から文章の創造へ 「辨騒」篇の構成 「「辨騒」=文体論」説 劉キョウの屈原・楚辞認識 「文之枢紐」の論理構造における「辨騒」篇の位置 第3部 文章創造の場における問題 「理」について 「術」の概念と「総術」篇の「文筆論」 結語 (附録 江戸時代以前の日本における『文心雕龍』受容の歴史)
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