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『神皇正統記』は、南北朝の動乱期に村上源氏の血をひく公家の北畠親房によって、常陸小田城の籠城戦のさなかに、簡略な「王代記」一冊だけを参考として書き上げられたといわれる。神代から後村上天皇にいたる皇位継承の歴史を述べながら、南朝の正統性を主張した書であったが、天皇の在り様について独自のイデオロギーを開示した「王権論」でもある。天皇親政の再現という政治路線は挫折したが、自らが属する王統への強烈な支持表明の展開過程において明確化された視座と価値観とによって、『神皇正統記』は中世期を代表する「思想の書」「革命の書」として、後世の学者・史家に多大な影響を及ぼし、広い読者層を獲得した。
今谷/明
1942年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。横浜市立大学教授、国際日本文化研究センター兼総合研究大学院大学教授、都留文科大学学長を歴任。現在、帝京大学特任教授。日本中世政治史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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