口絵解説 —— 序にかえて
第Ⅰ部 日出づる処の資料より
第1章 対馬宗家旧蔵の元刊本 『事林広記』 について
1 はじめに
2 宗家の 『事林広記』
3 泰和律令と至元大典 —— 南北の 「知」 の統合
4 むすびにかえて
第2章 叡山文庫所蔵の 『事林広記』 写本について
1 はじめに
2 比叡山延暦寺恵心院の 『事林広記』
3 衝撃の別集巻二 「官制類」
4 クビライ時代初期の官僚制
5 おわりに
附論1 陳元靚 『博聞録』 攷
附論2 新たなる 『事林広記』 版本の発見にむけて
第3章 江戸時代に出土した博多聖福寺の銀錠について
第4章 『卜筮元亀』 とその周辺
第Ⅱ部 大元ウルスの宗教政策
第5章 歴代カアンと正一教
——『龍虎山志』 の命令文より
1 はじめに ——『龍虎山志』 簡介
2 モンゴル朝廷と正一教
1) 世祖クビライ時代
2) 成宗テムル時代
3) 武宗カイシャン時代
4) 仁宗アユルバルワダ時代
3 命令文の体式
4 石の齢を越えて
第6章 庇護される孔子の末裔たち
—— 徽州文書にのこる衍聖公の命令書
1 はじめに
2 孔端朝とその後裔
3 衍聖公の命令書
4 むすびにかえて
第7章 地方神の加封と祭祀 ——『新安忠烈廟神紀実』 より
1 はじめに
2 『新安忠烈廟神紀実』 簡介
3 至元二十五年の道仏闘争
1) 楊璉真珈の発給文書二件
2) 解 説
4 加封申請への道
1) 徽州路総管府の保管文書四件
2) 解 説
5 おわりに
第Ⅲ部 ケシクからみた大元ウルス史
第8章 バウルチたちの勧農政策
——『農桑輯要』 の出版をめぐって
1 はじめに
2 クビライ時代の勧農政策
1) ヴェールを脱いだ高麗版 『農桑輯要』
2) 大司農司の設立
3)『農桑輯要』 の編纂
4) 大司農司の浮沈
5) 東西文化の交流
6) ボロトが去って
3 成宗テムル以降の勧農政策
1) 江南開発の中で
2) 王禎と 『農書』
3) 元刊大字本 『農桑輯要』 とその咨文
4) 苗好謙と 『栽桑図説』
5) 魯明善と 『農桑撮要』 の出版
6) 見直されるべき泰定帝イスン・テムルの治世
7) 度重なる政変の中で
8) 二世、三世の大司農司
4 むすびにかえて ——『事林広記』 が語ること
第9章 ブラルグチ再考
—— カネとちからの闘争史
1 はじめに
2 建前の世界のブラルグチ
3 ブラルグチの実態
1) 不蘭奚と闌遺
2) 路・府・州・県における遺失物管理
3) 権力闘争のなかで
4) ブラルグチたちの横暴
4 おわりに
第10章 モンゴル・バクシとビチクチたち
1 はるかなる匈奴の記憶
2 モンゴル命令文の世界
3 『書記規範』 の任命書
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收起)
0 有用 在野武将 2020-12-20 22:21:23
對我自己的研究啓發很大。局部可商榷處較多,我也由此開始了學習波斯語的旅程。
0 有用 柳川 2025-01-15 12:45:54 日本
翻过,全是我看不懂的词😢