香川京子(かがわ・きょうこ)
東京都出身。1949 年、東京新聞主催の「ニューフェイス・ノミネーション」に合格、新東宝に入社する。
翌1950 年『窓から飛び出せ』(島耕二監督)で公式デビュー。
その後、1952 年フリーに。プログラムピクチャーから巨匠監督作品まで数多くの映画に出演、テレビ、舞台でも活躍した。
2018 年は映画界入り70 年目、今なお活躍中。
1990 年、『式部物語』で山路ふみ子賞、キネマ旬報助演女優賞、1993 年、『まあだだよ』で毎日映画コンクール田中絹代賞、日本アカデミー最優秀助演女優賞などを受賞。1998 年秋、紫綬褒章、2004 年秋、旭日小綬章を受章。2011 年、第24 回東京国際映画祭の会場で日本人初となるFIAF 賞を受賞。2018 年、第41 回日本アカデミー賞で会長功労賞を受賞。
著書として「ひめゆりたちの祈り―沖縄のメッセージ」(朝日新聞社)、「愛すればこそ スクリーンの向こうから」(毎日新聞社)がある。
立花珠樹(たちばな・たまき)
映画評論家・共同通信社編集委員
1949 年、北九州市生まれ。一橋大学卒。共同通信社ニューヨーク支局などを経て、1990 年代から映画取材を続ける。著書に「『あのころ』の日本映画がみたい! 」(彩流社)、「厳選 あのころの日本映画101」(言視舎)、「新藤兼人 私の十本」(共同通信社)、「岩下志麻という人生」(同)、「若尾文子 “宿命の女"なればこそ」(ワイズ出版)、「私が愛した映画たち」(吉永小百合と共著、集英社新書)などがある。
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