日本語史へのいざない
第1章 音声学と音韻論
1.1 音声器官
1.2 言語音の分類
1.3 音声と音韻
1.4 音素の分析
1.5 シラブル(音節)とモーラ(拍)
第2章 文献学
2.1 日本語音韻史の資料
2.2 写本をめぐる諸問題
2.3 誤写のメカニズム
2.4 文献学的研究小史
2.5 時代区分と進歩史観
2.6 音韻変化か媒体の差か
第3章 音韻史
3.1 音韻の史的変遷
3.2 古代語(奈良・平安時代):8世紀頃~12世紀頃
3.3 中世語(鎌倉・室町時代):13世紀頃~16世紀頃
3.4 近代語(江戸時代以降):17世紀頃~
第4章 アクセント史
4.1 過去のアクセントをどうやって復元するか
4.2 平安時代の京都アクセント
4.3 中世の京都アクセント
4.4 近世・現代の京都アクセント
4.5 奈良時代のアクセント
4.6 日本祖語のアクセント
4.7 活用語のアクセント
第5章 比較方法・言語類型論による接近法
5.1 比較方法の現状と課題
5.2 類型論的方法の現状
5.3 類型論における今後のいくつかの課題
第6章 生成音韻論による接近法
6.1 はじめに
6.2 資料――文字表記,韻文と散文
6.3 比較言語学
6.4 連濁
6.5 上代語母音縮約
6.6 現代東京方言
6.7 他言語の例――満洲語
6.8 まとめ
第7章 最適性理論・他の理論による接近法
7.1 はじめに
7.2 古典的生成音韻論と標準的最適性理論――GIMFとしての共通面
7.3 地理的変異と通時的変化の分析例
7.4 部分的に見いだされる規則性の扱い
7.5 音韻の変化へのコーパスによる接近法
7.6 平曲譜本資料を用いた音韻史研究の例
7.7 おわりに
参考文献
索 引
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收起)
0 有用 NADPH 2019-06-09 23:38:03
星3.5は妥当だと考えられます。アクセントがフォーカスになるとは思わなかった。一つ目の方法は,アクセントを記録した文献資料が存在することが前提だが,日本語の中で,アクセント史が描けるほど各時代のアクセント資料がそろっている地域は,京都を中心とする関西地域だけである。二つ目の方法は,現在の言語(方言)同士を比較することにより,通の祖型を想定するという方法である。さまざまのアクセント体系が完全にリスト... 星3.5は妥当だと考えられます。アクセントがフォーカスになるとは思わなかった。一つ目の方法は,アクセントを記録した文献資料が存在することが前提だが,日本語の中で,アクセント史が描けるほど各時代のアクセント資料がそろっている地域は,京都を中心とする関西地域だけである。二つ目の方法は,現在の言語(方言)同士を比較することにより,通の祖型を想定するという方法である。さまざまのアクセント体系が完全にリストされています。文献学と音韻論についてのより少ない、しかし言語学の知識は一般的です。 (展开)