ウルリヒ・ヘルベルト1951年生まれ。歴史学、ドイツ学、民俗学を修めた後、エッセン大学、ハーゲン通信教育大学、テル・アヴィヴ大学、ナチ史研究所所長を経て、1995年から2019年まで、フライブルク大学近現代史講座教授。現在、フライブルク大学名誉教授。専門はドイツ近現代史、とくにナチズム研究。著書は『20世紀ドイツの歴史』(2014年、いずれも未邦訳)など多数。ドイツ国内でもっとも顕著な業績を挙げた研究者に与えられるライプニッツ賞を、1999年に受賞している。
小野寺 拓也:1975年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。昭和女子大学人間文化学部を経て、現在、東京外国語大学世界言語社会教育センター講師。専門はドイツ現代史。著書に『野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」――第二次世界大戦末期におけるイデオロギーと「主体性」』(山川出版社)、共著に『エゴ・ドキュメントの歴史学』(長谷川貴彦編、岩波書店)、訳書にS・ナイツェル/H・ヴェルツァー『兵士というもの――ドイツ兵捕虜盗聴記録に見る戦争の心理』(みすず書房)などがある。
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