はじめに 本書の問題意識─「公共制度設計」とは何か
I 公共制度設計論の理論的意義
II 第I部「多元的システム論の構想」
III 第II部「公共制度設計の基礎理論」
第I部 多元的システム論の構想
第1章 多元的システムにおける行政法学
I はじめに
II 政策実現過程のグローバル化の現状
III 多元的システムにおける国家の役割
IV 公法理論の段階的適用
V 多元的法関係の動態的調整
VI 多元的システムと行政法学
VII おわりに
第2章 多元的システムにおける正統性概念
I はじめに
II 適合性評価制度の社会的役割-強制・任意峻別論の相対化
III 認定の質の確保-2つの正統性モデル
IV 多元的システムにおける正統性概念
V おわりに-適合性評価への法的アプローチ
第2章補論 国際的行政法の発展可能性-書評:斎藤誠「グローバル化と行政法」
I はじめに
II 水平関係
III 垂直・協調関係
IV 行政法総論改革
V おわりに
第3章 複線化への理論的対応
I はじめに-複線化への理論的対応
II 民営化と再規制の概念
III 再規制の手法-日本法の現状分析
IV 日本法の課題
第3章補論 行政法学から見た制度的契約論-書評:内田貴『制度的契約論』
I はじめに-制度的契約論の“衝撃”
II 行政法学のアイデンティティ
III 民営化対応法への理論的アプローチ
IV おわりに
第4章 多層化への理論的対応
I はじめに
II 国際自主規制とその機能
III 国際自主規制による公法理論改革
IV おわりに
第II部 公共制度設計の基礎理論
第5章 立法者制御の法理論
I はじめに
II 制度設計への行政法学的アプローチ
III 立法の質の評価基準
IV 立法者制御の法理論
V 政策手法論の発展可能性
VI おわりに
第5章補論 法秩序・行為形式・法関係-書評:仲野武志『公権力の行使概念の研究』
I はじめに
II 本書の構成と研究方法
III 利害調整法としての行政法
IV 法秩序・行為形式・法関係
V おわりに
第6章 政策形成過程の構造化
I はじめに
II 政策実現手法と現代美術
III 政策目的形成と現代美術
IV おわりに
第7章 財政への法的規律
I はじめに
II 財政民主主義へのメタ・コントロール手法
III 財政民主主義へのメタ・コントロール手法の法的課題
IV おわりに
第8章 政策実現過程の複線化
I はじめに
II 集団的消費者利益の特質-保護法益
III 集団的消費者利益の担い手-実現主体
IV 集団的消費者利益の実現-実現手法
V おわりに
第9章 政策実現過程の多層化
I はじめに-政策基準の意義と特性
II 政策基準の法形式
III 政策基準の手続ルール
IV 政策基準の実態ルール
V 具体例-千葉県障害者差別禁止条例
第10章 多元的システムにおける本質性理論
I はじめに
II 行政上の規範の多元性
III 本質性理論の終焉?
IV おわりに
【事項索引】
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收起)
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