著:李 曙韻
シンガポール生まれ。台湾留学を経て、茶の活動を開始。1996年、台湾にて「人澹如菊茶書院」を設立。数々の独創的な茶会を主宰する傍ら、現代茶人の文化的素養の育成にも尽力。2012年、大陸へ渡り、北京と杭州に「茶家十職」、深センに「茶家生活」を展開するとともに、活動の拠点を深センへ移す。日本の茶道や華道にも造詣が深く、現在は中国各地に門下生を持ち、最も注目される茶人のひとりである。本書は2011年に台湾で上梓された 『茶味的麁相』、2013年発刊の簡体字版『茶味的初相』に次ぐ日本語版となる。
監:安藤 雅信
陶作家。1957年多治見市生まれ。武蔵野美術大学彫刻学科卒。現代美術の創作から始まり、30代初めにインドに滞在したことをきっかけにチベット仏教を学ぶ。帰国後、焼き物制作に軸足を移す。1998年、数寄屋風古民家を移築し、生活空間の中で美術を思考する場として「ギャルリ百草」を開廊。和洋問わず使用できる日常食器や茶道具に加え、彫刻作品を制作。また茶事教室「胡乱座」を通して新しい茶の湯と中国茶を提案。美術・工芸・デザインの壁のない生活工芸を提唱し、海外にも発表の場を拡げている。
0 有用 丛二 2023-12-28 11:15:42 北京
日文版增加了安藤雅信的前言和两人的对谈。日版装帧非常好。