観音菩薩をはじめ、弥勒菩薩、文殊菩薩、地蔵菩薩、日光・月光菩薩・・・などなど、様々な姿で親しまれ、信仰の対象となっている菩薩とは、いったいなにか。それぞれの名前の由来や、役割と利益、形像の特徴、日本への伝来と信仰の歴史などを分かりやすく解説する。
菩薩とは、サンスクリット語のボーディ=サットバに由来し、「悟りを求める人」という意味を持つ。それも、ただ自分中心の修行ではなく、仏の慈悲行を通して一切衆生を救おうとする、大乗仏教の理想的修行者像を意味する。最初は釈迦菩薩だけだったのが、大乗仏教の発展の中で、弥勒、観音、勢至・・・など「十方世界」に多くの菩薩が修行につとめていると考えられるようになったという。なかでも観音菩薩は、ヒンドゥー教の影響も受けて、十一面、千手千眼、馬頭など、多様な変化観音に分化し、その性格や利益をそれぞれに示している。
写真や図版、イラストをまじえて、20以上におよぶ各尊の特徴も示した、仏教学の入門書。仏像鑑賞の手引きにも最適。
〔原本:『菩薩―仏教学入門―』 東京美術、1982年刊〕
0 有用 啊卜次得鹅佛哥 2024-09-13 16:50:37 广东
MR_四银《菩萨》我看有人觉得是收尾仓促,在我看来是多线并行的时候主副线同时展开的时候收放节奏把控不好导致的。这也是完成度没达标的重要原因。其次来说的话,作者的文风谈不上成熟,总感觉在矫情的青春疼痛文学和粗犷的社会纪实小说之间来回横跳,心理描写略微油腻,动作用词又不够准确,读起来磕磕畔畔,阅读体验不算很好。