Name: 過労死 その仕事、命より大切ですか
ISBN: 9784591162415

作者: 牧内昇平
出版社: ポプラ社
出版年: 2019-3-14
页数: 341
装帧: 平装
ISBN: 9784591162415

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评价:

内容简介 · · · · · ·

「ぼくの夢」

大きくなったら

ぼくは博士になりたい

そしてドラえもんに出てくるような

タイムマシーンをつくる

ぼくは

タイムマシーンにのって

お父さんの死んでしまう

前の日に行く

そして

「仕事に行ったらあかん」

ていうんや

これは、お父さんが「過労自死」してしまった

6歳の男の子、マー君の言葉です。

マー君のお父さんが亡くなって20年近く経ちますが、

今もなお、過労死遺族の思いを象徴する詩として、

大切に読み継がれています。

本書は、そんな遺族たちの「今」を7年間にわたり追った

ノンフィクションです。

朝日新聞で掲載された過労死特集「追いつめられて」をもとに

追加取材を重ねて一冊にまとめました。

*********

『過労死を「他人ごと」から「自分ごと」にするために』……牧内昇平

「過労死」という言葉を聞いてどんな印象をもちますか?

“亡くなった人...

(展开全部)

「ぼくの夢」

大きくなったら

ぼくは博士になりたい

そしてドラえもんに出てくるような

タイムマシーンをつくる

ぼくは

タイムマシーンにのって

お父さんの死んでしまう

前の日に行く

そして

「仕事に行ったらあかん」

ていうんや

これは、お父さんが「過労自死」してしまった

6歳の男の子、マー君の言葉です。

マー君のお父さんが亡くなって20年近く経ちますが、

今もなお、過労死遺族の思いを象徴する詩として、

大切に読み継がれています。

本書は、そんな遺族たちの「今」を7年間にわたり追った

ノンフィクションです。

朝日新聞で掲載された過労死特集「追いつめられて」をもとに

追加取材を重ねて一冊にまとめました。

*********

『過労死を「他人ごと」から「自分ごと」にするために』……牧内昇平

「過労死」という言葉を聞いてどんな印象をもちますか?

“亡くなった人はかわいそうだけど、

自分は今のところ健康だから大丈夫”

そんな風に思っていないでしょうか。

実はわたしも、数年前に過労死遺族と出会うまでは

そう考えていました。

新聞社に勤めているわたしは駆け出しの頃、

毎日早朝から深夜まで働いていました。

体力には自信があったので、

自分とは無縁の話だと思っていました。

わたしにとって過労死は、「他人ごと」だったのです。

考え方が変わったのは、

過労自死で父を亡くした小学1年生のマー君の詩、

「ぼくの夢」と出会ったおかげです。

生まれたばかりの息子の顔が、頭をよぎりました。

わたしがいま死んだら、息子は、妻はどうなる?

命より大切な仕事なんてあるのか?

そのとき、わたしの中で過労死は

「他人ごと」から「自分ごと」に

変わったのだと思います。

積極的に休み、

自分の残業時間やメンタルヘルス(心の健康)に

気をつかうようになりました。

なにより、妻や子どもと過ごす時間を

大切にするようになりました。

過労死を「自分ごと」として考え、

日々の働き方、暮らし方をみつめ直してもらう。

それが本書のねらいです。

長時間労働だけでなく、

パワハラ、サービス残業、営業ノルマの重圧など、

働く人を「過労死」へと追いつめる

多くの問題に触れています。

読み進めてもらえば、

自分の状況に近い人が見つかることと思います。

家族の働きすぎが心配な人も、

ぜひ手に取ってみてください。

作者简介 · · · · · ·

牧内昇平

1981年3月13日出生于东京，原朝日新闻记者。2006年毕业于东京大学教育学系，同年入职《朝日新闻》经济部，负责电机、IT行业、财务省的新闻报道，后加入劳动问题采访团队。主要采访领域包括过劳、职场霸凌、劳动者心理健康问题，合著有《现场报道：税金地狱》（文春新书）。特别是针对过劳死问题，曾多次采访遗属和企业，撰写了《走投无路》等一系列以过劳自杀为主题的专题文章，并因揭露过劳死的骇人现状而引发热议。

原文摘录 · · · · · · ( 全部 )

“小马长大以后想做什么工作？” 美智子女士随口问了一句，立刻得到了小马的回答。 “我长大以后想当博士，成为博士以后，要发明《哆啦A梦》里出现的那种时光机。” 孩子气的可爱梦想，让美智子女士自然地放松了脸颊微笑起来。但是小马接下来说的话，却让她心如刀割。“我要乘着时光机，回到父亲死前的那一天。然后跟他说，‘不能去上班呀’。” (查看原文)

wintermoon 1赞 2024-04-28 13:26:29

—— 引自章节：第一章抛下幼子离世的市政府职员
话虽如此，久则先生为何会不得不进行长时间劳动或义务加班呢？律师团的笠置裕亮先生分析指出：“可能是因为‘每小时人均销售额'这一指标会影响门店的业绩。”雕慰“每小时人均销售额”指的是人力成本和销售额的比率。比如，销售额相同的时候人力成本减半，则指标可以翻倍。笠置律师解释道：“每小时人均销售额是衡量门店业绩的标准之一。换句话说，人力成本压缩得越小，总部的评价就越高。久则先生身为主管非常清楚这点，肯定明白是没法申请加班费的。” 我不知道久则先生是否收到过店长或领导层面的指示，要求他义务加班。根据律师团从遗属那里得到的信息，久则先生是一位模范员工，为人勤勉，受到上司和下属的高度评价。硬要说的话，久则先生自己主动义务加班也不是没有可能。摩不过，即使义务加班属于久则先生的主动行为，我们也不能将其错误地归结为“自己喜欢才工作”这种自我责任理论，毕竟“想在职场做贡献”的想法也合乎情理。公司才应该为此负责，他们不应该放任不管员工的义务加班。我想出勤场所基本固定的超市应该比较容易管理员工的劳动时间吧。 (查看原文)

闻夕felicity 2023-06-15 20:32:47

—— 引自章节：第五章超市员工义务加班后迎来过劳死